窓ガラスにとまっていた。
画像に写っている生物は、コウチュウ目ハネカクシ科(Staphylinidae)の昆虫の一種です。
特徴
外見: 細長い体型で、一見するとハサミムシやアリのようにも見えますが、甲虫(カブトムシやクワガタの仲間)の分類に入ります。
翅(はね): 前翅(上翅)が非常に短く、腹部の大部分がむき出しになっているのが最大の特徴です。この短い翅の下に、大きな後翅を器用に折りたたんで隠していることから「翅隠し(ハネカクシ)」という名がつけられています。
注意点と対処法
ハネカクシ科の仲間には数千以上の種類が存在し、その大半は人間に害を及ぼさない無害な虫です。しかし、以下の点に念のためご注意ください。
有毒種(アオバアリガタハネカクシなど)の可能性
一部の種(オレンジと黒の斑模様が特徴のアオバアリガタハネカクシなど)は、体液に「ペデリン」という有害な物質を含んでいます。これらが肌に触れたり、体の上で潰したりすると、数時間後に線状の皮膚炎(火傷のような水ぶくれや痛み、痒み)を引き起こす原因になります。
触れる際の対策
画像に写っている個体は全体的に黒っぽく見えますが、万が一の健康被害を防ぐため、素手で直接触ったり、叩いて潰したりしないようにしてください。室内にいる場合は、ティッシュや粘着テープ、容器などを使って直接触れずに捕獲し、屋外へ逃がすか処分することをおすすめします。
画像からは特定の細かな種類(種名)までは断定できませんが、身近な家屋や庭先などでもよく見られる一般的な甲虫の一グループです。