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クモヘリカメムシ 撮影:2026年8月18日、7:51
AIによる概要
画像に写っている昆虫はクモヘリカメムシ(ホソヘリカメムシ科)です。
特徴:体長は約15〜17mmで、細長くスマートな体形をしています。
頭部や前胸部が鮮やかな緑色で、翅(羽)や背中側は茶褐色をしています。
生態:成虫・幼虫ともにイネ科の植物(エノコログサやイネなど)の穂を好み、口の針をモミに刺して中の汁を吸います。
影響:水稲の重要害虫(斑点米カメムシ類)の一つであり、稲の穂やモミを加害して米の品質低下(斑点米)を引き起こすことがあります。
AI による概要
この写真の側面からだけでは、オスかメスかを確実に判断することはできません。
この虫はイネ科の雑草によくつくクモヘリカメムシというカメムシの仲間です。クモヘリカメムシはオスとメスで体色や模様、側面の姿にほとんど違いがありません。
雌雄を見分けるポイント
確実に見分けるには、ひっくり返してお腹の側(真下)から「お尻の先端(生殖節)」を見る必要があります。メス:お尻の先端が少し尖ったプレート状(産卵管を収めるため)になっています。また、オスに比べて全体的に少しお腹がふっくらと大きく太めになる傾向があります。
オス:お尻の先端が丸みを帯びて凹んだような形(四角く閉じたような形状)をしています。
もし捕まえる機会があれば、お腹側からのぞき込むか、お尻の先端の形を真下から写真に撮ってみるとはっきりと分かります。
なるほど、わかりにくいんだ。
エノコログサは、あちらこちらに生えている力強い雑草の感がある。
しかし、カメムシがいるのはだいたい同じ場所、しかも同じ時期。なぜだろう。
毎年同じエノコログサの場所でクモヘリカメムシを見かけるのは、彼らが全く移動しないわけではなく、季節ごとに移動したのち、繁殖やエサを求めて再びその場所(またはその子孫)に戻ってきているからです。
毎年同じ場所で目撃される理由と、彼らの移動生態について詳しく解説します。1. 季節ごとの移動サイクルクモヘリカメムシは、1年中ずっと同じエノコログサの株に居続けるわけではありません。以下のようなサイクルで移動しています。
春〜秋(繁殖・摂食期):お気に入りのエサであるエノコログサやメヒシバなどのイネ科雑草が生える場所に集まります。ここで汁を吸って育ち、卵を産みます。
冬(越冬期):エノコログサが枯れる冬になると、寒さをしのげる近くの杉林や竹藪、雑木林の落ち葉の下などに移動して冬を越します。そして春になると、再び越冬場所から這い出し、エノコログサなどの雑草が生え揃った元のエリアへと戻ってきます。
2. なぜ「毎年同じ場所」なのか?彼らの移動能力はそれほど低くありません。羽があり、数キロメートルほどであれば世代交代を挟みながら移動できます。それでも同じ場所で見かけるのは、以下の条件が揃っているからです。
エサ場が毎年再生する: エノコログサは毎年同じ場所に群生しやすいため、カメムシにとって「毎年来れば必ず食べ物がある最高の場所」になります。
移動距離が短い: 近くに越冬できる林や茂み(土手など)がある場合、わざわざ遠くまで飛ばず、目と鼻の先にあるエサ場と越冬地を往復するだけで生活が完結します。
世代交代による定着: 昨年見た個体そのものではなく、その場所で卵から孵って育った次の世代の子孫たちを見ている可能性が非常に高いです。
このように、クモヘリカメムシは「快適なエサ場」と「冬越し拠点」の間を効率よく移動しながら、結果として毎年同じルーティンで姿を現しています。